設立に至る経過と設立趣旨

 2011年3月11日、東日本大震災による津波や震災、そして原発事故によって着の身着のまま県外非難を余儀なくされた私たちです。受け入れ態勢が整っているとの判断で、愛知県内に仮の住まいを求め、早い者で、県外移住も今年3月で丸2年を迎える者もおります。帰りたくても帰るべき自宅を失った、あるいは、放射能線量が一向に低くならず、子どもの将来を考えると帰るに帰れないとの思いを抱く者ばかりです。 このように愛知県に県外非難している者は、いまだに500世帯、1200名ほどの数にのぼります。このような私たちが、同じ境遇の者同士を結び合わせ、交流することで、少しでも孤立感、孤独感を解消してもらおうと、愛知県被災者支援センターと、ここにつながる防災に関連するボランティア団体等の皆さんが何度かの交流会を開いて下さいました。組織的な実行委員会体制での実行委員という立場で、交流会を重ね、何度か出会ううちに、心を通い合わせ、グループとしてのまとまりのようなものができて参りました。そして、県外避難者自主グループを立ち上げて、今後とも 避難者の思いに沿った交流の場を計画、実施することで、孤独な思いで暮らしておられる方々を一人でもなくそう、孤立感を解消してもらおうと、昨年12月2日に開催された「ふるさと祭りいも煮会」の日に、この会を設立することとなりました。


 役 員 体 制
2018年4月現在
 代 表  江本 潤子(福島県南相馬出身/名古屋市南区在住)
 副代表  高橋  徹(     同   /名古屋市緑区在住)
 副代表  小林万希子(福島県郡山出身/名古屋市昭和区在住)
     
事 務 所
   〒457-0805 名古屋市南区三吉町6-17
  名古屋キリスト教社会館内
  事務局担当  谷川 修
  電話052-612-3370 FAX052-611-9085
  メールアドレス meguriai@shakaikan.com
    
 事  業
  県外避難者同士の心の交流を促進するよう、また、孤独な思いで暮らしておられる避難者に仲間意識を 育ててもらえるよう、そして、私たち震災と原発事故による被災者支援に心を寄せ、ご支援いただく方々 との交わりを深め、互いの生活がより豊かなものとなるよう、年数回程度の交流会を開催する。 また、避難者同士の交流を促進し、孤立感の解消につなげるよう、メール等による情報発信と情報交換を行う。
    
 2018年度事業計画
 ・基本方針   年4回の交流会を、支援下さる団体等と協働して開催する。 独自のメールアドレスを介して、メールによる情報発信と情報交換をすすめる。
 ・事業計画  4月 お花見交流会
7月 親子1泊キャンプ交流会
11月 いも煮交流会
 メールによる情報発信と情報交換
 (2013年2月よりスタート )
   設立に至る経過と設立趣旨(PDF)